お隣から苦情が来る前に!注意しておきたい空き家の落ち葉掃除問題

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空き家の管理というと建物のことばかりに頭がいきがちですが、見落としがちなのが庭木の管理と落ち葉の掃除です。庭木の管理が不十分だと落ち葉が積もり周囲に迷惑をかけてしまいます。隣近所から来る前に早めに対処しましょう。


1.家に庭木がある事のメリットとデメリット

家に庭木があることで自然を感じられる、景色が彩られるなどメリットに感じられることは多々あります。
しかしその一方で、デメリットとなる面もあります。

1-1.豊かな緑で心がなごむ

家に庭木があると眺めているだけで安らぎを感じ心がなごみます。特に都心では周囲に緑が少なく生活に息苦しさを感じてしまうものですが、小さな庭木でもあると無いとでは大違いです。目にやさしい緑を眺めることで毎日の生活の中にちょっとしたリラックスタイムが生まれ、成長する様子を眺めることで見守る喜びを感じられます。

寿命の長い庭木は家族の歴史を刻んでくれるシンボルツリーとして家族の絆を深めてくれることでしょう。

1-2.季節を感じられる

近代化が進むと生活がどんどん便利になりますが、反対に季節感を感じる機会は少なくなってしまいます。家に庭木があると葉の様子や花の開き具合などで季節のうつろいを敏感に感じることができます。

庭木そのものの変化も季節感を感じさせてくれますが、庭木に集まる小鳥なども季節感の大きなポイントです。花の蜜を吸いに来る蝶や実をついばみに来る小鳥の姿を見て季節を感じられるのはとても贅沢で風流な楽しみです。

1-3.管理に手間がかかる

多くの喜びを感じられる庭木ですが、管理に手間がかかるのが一番のデメリットです。どんどん成長する庭木はきちんと管理してやらないと庭の風景を悪くしてしまうため定期的に選定してやる必要があります。落葉樹は秋になると落ち葉が降ってくるため、庭や道路を綺麗に保つために毎日大量の落ち葉を掃き集めないといけません。

管理のための道具を揃えるのにもそれなりの費用がかかりますし、住んでいない空き家の庭木ともなればわざわざ出かけて手入れをしなければならず大きな管理の負担が発生します。庭木の手入れは意外と体力が必要なので若いうちは十分な手入れができても年をとるとともに管理が行き届かなくなってしまうという問題もあります。

2.落ち葉を放置しておくとどうなる?

shutterstock_90768416この時期になると、庭木の落ち葉が多くなりお手入れが大変になります。時間がない、お手入れが面倒という理由で落ち葉を放置してしまう人もいると思います。しかし、落ち葉を放置することは危険がともなうのです。

2-1.濡れた落ち葉は滑って危険!

散った落ち葉をそのままにしておくのは非常に危険です。晴れているうちは大きな問題はありませんが、雨が降ってしまうと落ち葉が水分を吸ってしまい非常に滑りやすくなってしまいます。自宅の庭に積もっている落ち葉はともかく、家の間に積もった濡れた落ち葉は通行人にとっては危険物にほかなりません。

更に危険なのが車道に積もった落ち葉です。車道に積もった濡れた落ち葉はタイヤを容易に滑らせるため、自動車やバイクにとっては非常に危険な存在です。わずかな濡れ落ち葉が重大事故を引き起こす可能性もあり、実際に落ち葉にスリップしたバイク二輪車のライダーが対向車線に投げ出され死亡事故になったケースもあります。

落ち葉の管理は庭木の所有者の義務であり、万一落ち葉に滑って怪我をする人が出てしまうと管理責任を問われてしまいます。高額の治療費や慰謝料を請求される可能性もあるため、雨がふる前にきちんと落ち葉を掃除して道路を安全な状態にしておかなくてはいけません。

2-2.積もった落ち葉が庭にダメージを与える

庭に落ち葉が積もると植えている草木や芝にダメージを与えてしまいます。落ち葉が積もった部分は地面に日光が当たらなくなってしまい、光合成が阻害され植物の成長が遅れてしまいます。特に芝生は日光がないとすぐにダメに成ってしまうので、芝生の庭に落ち葉が積もったときはすぐに掃除しないとあっという間に芝生がボロボロに成ってしまう危険があります。

落ち葉は腐葉土の材料になりますが、腐葉土になる前に落ち葉は発酵します。庭に積もった落ち葉も放置すると自然に発酵することがありますが、発行時には有毒なガスが放出されてしまうため地面の上で発酵が始まると庭の草木を痛めてしまいます。

適度な落ち葉であれば冬の乾燥防止と寒さよけになりますが、多すぎる落ち葉は庭にとってマイナスです。空き家の庭に積もった落ち葉は敷地内なら周囲に迷惑をかけないからと放置されがちですが、庭の価値を損なう原因になるので早めに掃除してください。

2-3.虫が増える

積もった落ち葉や虫にとって絶好の住処です。落ち葉は断熱性が高いため冬ごもりにピッタリの場所ですし、落ち葉に集まる小さな虫を食料にする大きな虫達も集まってきます。雨が降ると保水性が高い落ち葉の上に水たまりができますが、水たまりは蚊にとって格好の産卵場所です。卵からかえったボウフラが成虫になれば住宅周辺にかが大量発生してしまいます。

空き家の落ち葉が原因で無視が発生すると隣近所に多大な迷惑をかけてしまいます。特に蚊が大量発生すると不快なだけでなく感染症を媒介する危険があるため衛生的にも大きな問題です。一度ムカデなどの不快害虫の住処になってしまうと完全に駆除するのはとてもが大変です。虫が大量発生する前に空き家の落ち葉は始末しなくてはいけません。

3.落ち葉掃除に便利な道具と庭木の剪定や落ち葉掃除にも対応してくれる便利屋さん

shutterstock_156218090では、実際に落ち葉の掃除をするときに、どのようにすれば簡単に時間をかけず掃除できるのでしょうか。自分で掃除する際に便利な道具を知ることが掃除時短の一歩です。

また、どうしても自分で掃除する時間がとれない、面倒という方は便利屋さんに頼むというのも良いでしょう。

3-1.ハイパワーで落ち葉を吹き飛ばすブロワーがあれば掃除も簡単

落ち葉掃除に便利なのが強風で落ち葉を吹き飛ばしてくれるブロワーです。ブロワーとは本体から強力な風邪を吹き出す掃除用の形態送風機で、ゴミを吸い込む掃除機とは逆にゴミを吹き飛ばすための道具です。

庭掃除専用のブロワーはハイパワーで、濡れて重たく湿った落ち葉も簡単に吹き飛ばすことができます。落ち葉を放棄で掃き集めるのは手間も時間もかかり、長時間作業を続けていると腰を痛めてしまいます。ブロワーなら力のない女性でも簡単に落ち葉を拭き集められますから、面倒な落ち葉掃除も楽々こなせます。

ブロワーには電動式とガソリンエンジン式の2種類があります。電動式は本体が軽く手入れも簡単で気軽に浸かるというメリットがありますがパワーは中程度です。ガソリンエンジン式ブロワーは本体に重量があり燃料補給に手間がかかりますが、どんな落ち葉も簡単に吹きとばせるハイパワーが魅力です。吹き飛ばしだけでなくバキュームにも対応した一台二役のブロワーもあるので、用途に応じた製品を選びましょう。

3-2.便利屋は庭木の剪定や落ち葉掃除も引き受けてくれる

庭木の手入れを外注することもできます。どんな依頼でも引き受けてくれる便利屋は庭木の剪定や落ち葉の掃除などの依頼も引き受けてくれるので、面倒な庭木の管理をお金を払って解決することができます。

本格的な庭木の手入れは本職である植木屋に頼んだほうが安心ですが、日常的な手入れ程度であれば便利屋でも十分です。庭木の手入れは比較的多い依頼であり、便利屋が道具を揃えていれば自前の道具は必要ありません。

便利屋を活用したいのが空き家の庭木の手入れです。空き家から遠くはなれているところに住んでいると、わざわざ庭木の手入れのためだけに空き家にいくのは面倒です。そんなときは空き家の近くに住む便利屋に庭木の手入れを頼めばわざわざ現地へ出向く必要もなく必要な管理を済ませることができます。

3-3.便利屋への空き屋管理依頼は急増中

空き家の増加とともに便利屋への空き家管理依頼は急増しています。特に庭木の手入れは重労働なことと家の鍵を預ける必要が無いために高齢や遠方住まいの方から多くの依頼が寄せられています。交通費を掛けて現地まで出掛けるよりも便利屋に頼んでしまったほうが安く住むケースも少なくありません。面倒な空き家の管理ですが放置するわけにもいきません。お金で庭木をきちんと管理できて時間と手間が省けるのなら、便利屋に料金を支払っても高く無いといえるでしょう。

4.まとめ:空き家の庭木をどう管理するか

空き家の庭木をどう管理するのかは大きな問題です。空き家だけの問題ならまだしも、落ち葉が隣近所に迷惑をかけてしまうとトラブルになりかねません。

落ち葉を掃除するのにもそれなりの時間と手間がかかります。便利な道具や代わりに手入れをしてくれる頼れる便利屋を活用して空き家の落ち葉問題を解決してください。

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