大家さんは何かと大変!賃貸物件の管理は専門業者に委託しよう

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個人の大家さんは賃貸物件に関する様々なトラブルや家賃の管理に対応しなくてはなりません。借主とのやり取りには多くの時間を割くことになり、専門知識が必要になる事もあります。

そのようなトラブル回避のためにも専門業者に管理を委託してはいかがでしょうか?

1.賃貸物件の管理は専門業者に委託するほうがいいわけとは

賃貸物件の管理は、小さなトラブルや専門知識が必要なものもあります。
 

1‐1.具体的な業務の手間を考える

賃貸物件は、借り手が見つかればそれで終わり、というわけにはいきません。継続的な契約をしていくにあたって、どのようなトラブルがあるのでしょうか。

1‐1‐1.入居者同士のトラブル対応

騒音問題をはじめとする入居者同士のトラブルは決して少なくありません。入居者同士の苦情をいちいち大家さんに連絡してこられては、なかなか手間がかかります。内容によっては大家さんが板挟みとなってしまうケースもあります。

そのような場合でも、管理業者が強い味方となって対応してくれるのです。

1‐1‐2.家賃滞納時の対応

借り手によっては、家賃の滞納といったリスクも考えなければなりません。家賃を払ってもらえないと、不労収入を得るどころか、こちらが滞納の督促をしたり、場合によっては出向いたりと手間がかかる一方です。

こういった場合でも、管理業者が大家さんに代わって対応してくれるので安心です。管理業者によっては、家賃滞納を保障してくれるところもあるため、不動産運用による家賃滞納のリスクを軽減することも可能です。

1‐1‐3.長期不在時の即座の対応

借り手からのトラブルの連絡はいつ来るかわかりません。

例えばあなたが家族旅行で休みを満喫しているときにも、借り手から至急の対応を迫られることもあります。「今海外なので、帰宅後に…」といえる案件であればいいですが、真夏のエアコンの故障や水漏れなどといった重大なトラブルは、即座の対応が必要です。

そういったときにも、管理業者が変わって対応してくれるので安心して過ごすことができます。

1-2.専門知識やノウハウが必要

借り手からのトラブル対応だけでなく、専門知識やノウハウが必要なものもあります。

1‐2‐1.入居・退居時の手続き

当然ながら、賃貸契約には入居時や退去時、契約更新の際など、しっかりと契約書を交わさないといけない場面もあります。

この場合、正直言って素人ではどのような契約書を作って、どのような約款規定を定めればいいのか、というのはさっぱりわかりません。特に契約書、約款は後々のトラブルの解決の根拠となりますので、しっかりと作成しなければなりません。

こういった専門知識は、自分ではなかなか難しいため、管理業者にお願いするのが賢い判断と言えます。

1‐2‐2.建物や設備のトラブル

分譲賃貸の場合など、建物自体のトラブルがあった場合は自分だけでは対応しきれないです。また、部屋内の設備トラブルに関しても、どこの業者に修理を依頼すればいいのか…などと迷っている間も、借り手は困っているわけです。

即座に対応しないといけない建物や設備のトラブルに関しては、借り手からの信頼を得るためにも、管理業者に委託するほうが圧倒的にスムーズに動きます。

1‐2‐3.貸主と借り手の責任の割合

退去時のトラブルなどに多いものですが、物件に何かしらの問題が出た場合、貸主と借り手の責任の割合というのは一般の方にはなかなか分かりにくいものではないでしょうか。ほとんどが、「~は大家負担」「~は借主負担」という風に約款に規定されていますが、約款には、「故意または重大な過失による場合は…」などと判断がつきにくい書き方の場合も多々あります。

こういったケースでも、管理業者であれば過去の経験則や、過去の裁判の判例などから対応してくれるため安心してお願いすることができます。
 

2.管理業者を探す際のポイント

実際に管理業者を探す際のポイントを紹介させていただきます。
 

2‐1.管理業者の探し方

管理業者の探し方については、大きく分けて以下の二つがあります。

2‐1‐1.インターネットで自分で探す

今では便利な世の中ですから、インターネットで自分で検索して地域の管理業者を探すという方法もあります。さらに、その管理業者の口コミや評価をみたり、質問サイトなどで聞くこともできます。

ただしこの場合は、自分で探すという手間がかかってしまうことと、質問サイトなどの回答が100%正しいとは言い切れないという不安要素が残ってしまうデメリットがありますので注意しましょう。

2‐1‐2.不動産屋さんに紹介してもらう

信頼のおける不動産屋さんの方に、管理業者を紹介してもらうということも大変賢い選択の仕方です。

管理業者と一口に言っても、何でもかんでもしてくれるわけではありません。どんなサービスを行っているのか、対応の良さなどは実際にかかわっている不動産屋さんのほうがはるかに知識を持っています。

管理業者の賢い選び方としては、信頼のおける不動産屋さんに紹介してもらうことをおすすめします。

2‐2.管理業者の選び方

実際に、管理業者の候補があがったら、以下の2点のポイントをおさえながら決定するようにしましょう。

2‐2‐1.どこまで管理委託を請け負ってくれるのか

どんな業務まで管理の委託を請け負ってくれるのかというのは会社や契約内容によって異なります。提示された契約内容と料金を見て、その中身は具体的にはどこまで対応してくれるのかを確認しておきましょう。

いざというときに「それは管理対象外です」と言われてしまっては、せっかく払い続けている委託料金も無駄に感じてしまいかねません。契約の際に、しっかりと確認し、納得できるまで質問させてもらいましょう。

2‐2‐2.委託料金を相場と見比べる

大体の管理委託料金の相場は、1ヶ月の家賃の5%~10%と言われています。それくらいの値段の範囲で、どこまで対応してくれるのか、接客業としての対応はどうか、といったことを金額と照らし合わせながら決めていきましょう。

中には、「この管理サービスを付随するには○○円プラスになります」と料金が上乗せされてしまう場合もありますので、いくつか見積書を出してもらい、見比べることをおすすめします。

まとめ

個人の大家さん場合は、なかなか分かりにくいところも多いでしょう。

最近はやりの分譲マンションの大家さんなどでは、ほかの大家さんの借主との自分の借主とのトラブルなどはなかなか介入しがたい問題もあります。こういったときに、対応をお任せできる強い味方である、管理業者に管理をお願いするのをおすすめします。

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